妻の顔を殴ってけがを負わせたとして、徳島市の医師が傷害罪で在宅起訴されていたことが14日、分かった。徳島地裁で同日、初公判があり、医師は「大変申し訳ありませんでした」と起訴内容を認めた。

 起訴されたのは徳島市国府町の男(40)。

 起訴状によると、2017年2月26日午前9時50分ごろ、自宅で30代の妻の顔を右拳で複数回殴打。左眼窩底骨折など、物が二重に見える後遺症を伴う約40日間のけがを負わせたとしている。

 初公判で検察側は、11年ごろから夫婦関係が悪化して犯行時は別居していたとし、「自宅に戻った妻と口論になり、激高した」と指摘した。

 弁護側は「生活費を渡さない」と非難されたことなどが背景にあるとし、「妻の意に沿うよう努めていたが、寝ていた被告を一方的に非難する態度にせきが切れてしまった」と反論した。