厚生労働省は15日、厚生年金の「従業員501人以上」という企業要件を50人程度に引き下げ、パート労働者の加入を促進した場合の企業の保険料負担に関する試算を示した。パートの割合が平均的な企業は年293万円、割合が高い企業は807万円増えるとした。

 厚生年金と健康保険は一体的に運用されており、パートの人が厚生年金に加入すると健康保険にも入ることになる。厚生年金と健康保険の保険料は企業と働く人で分担している。

 試算では、パートの比率が2割の平均的な企業(従業員62人でパートが12人の場合)のパート全員が厚生年金などに加入すると、年293万円増える。