三好市山城町の妖怪タヌキ伝説にちなんだ「やましろ狸まつり」(実行委主催)が16日、同市山城町大川持の川口商店街周辺で開かれた。阿波川口駅を活気づけようと住民グループが作った人形「タヌキ駅長」の就任式やパレードがあり、家族連れらでにぎわった。
タヌキ駅長の就任式では、眼鏡を掛けて制服を着た発泡スチロール製の人形が初披露された。その後、パレードが始まり、タヌキの化粧をした小学生や妖怪タヌキの着ぐるみに身を包んだ住民ら約60人がタヌキ駅長と商店街を練り歩いた。
山城小5年武川幸太郎君(10)は「新しい仲間ができてうれしい」と話した。