起業の心構えについて話す隅田会長=徳島大フューチャーセンター

 地域での起業や人材育成を支援する「まちしごとファクトリー」(徳島新聞社など主催)の実践塾が16日、徳島市の徳島大フューチャーセンターであった。学生や社会人42人が、徳島ゆかりの経営者から起業の心構えを学んだ。

 映像制作会社「プラットイーズ」(東京)の隅田徹会長が、神山町にサテライトオフィス(SO)を開いた経緯を説明。「生活に仕事を合わせるようにワークスタイルが変わってきた。SOは、多様化する世界に逆らわない働き方の一つ」と語った。

 情報や選択肢があふれる現代では「決める力が大切」と強調。「情報過多による虚像に不安を感じる人が多い。今ある知識と経験から決断し実行して」と訴えた。

 吉野川市で障害者就労支援施設を運営するTABIJI(徳島市)の榎本峰子代表は開業のきっかけについて語った。起業を目指す5人のプレゼンテーションもあり、商店街の活性化を目指す猫カフェや、国内外の人が交流するコミュニティースペースといった事業計画を発表した。