20日、タイ・バンコクで憲法裁判所に到着し、支持者に囲まれる「新未来党」のタナトーン党首(中央)(AP=共同)

 【バンコク共同】タイの憲法裁判所は20日、3月の下院総選挙で大躍進した革新系新党「新未来党」のタナトーン党首(40)に対し、議員資格を剥奪するとの判決を言い渡した。憲法が定める立候補資格に反し、メディア会社の株式を保有していたとして、選挙管理委員会が告発していた。

 タイは総選挙を経て軍政から民政に移管したものの、軍政系政党が連立政権の中核を担う。タナトーン氏は政権を厳しく批判し、若者の人気を集め「民主化の旗手」と呼ばれていた。他にも同様の告発を受けており、今後の判決次第では禁錮刑を科されたり、政治活動を禁止されたりする可能性がある。