世界王者の吉岡崇人さん(中)の指導を受けて技の練習に励む吉岡さん夫婦=徳島市佐古五番町の徳島ブラジリアン柔術アカデミー

 寝技を主体とした格闘技「ブラジリアン柔術」の全日本マスター選手権で、阿南市才見町田中の柔道整復師吉岡優幸(まさゆき)さん(33)、美佳さん(34)夫婦がそろって優勝した。それぞれ最軽量級に出場し、対戦相手を圧倒した。2人は2015年世界王者の吉岡崇人さん(32)=徳島市出身、米ロサンゼルス在住=から直接指導を受けるなどして技を磨いており、「さらなる高みを目指す」と意気込む。

 全日本マスター選手権は男女とも体重別に10階級に分かれ、レベルに応じて異なる帯の色(5色)や年齢層などが同じ対戦相手と日本一を競う大会。2月25、26の両日に東京で行われ、延べ千人が出場した。

 吉岡さん夫婦は共に最軽量級の「ルースター級」に出場。競技歴6年の優幸さんはレベルが上から2番目の茶帯、15年11月に競技を始めた美佳さんは一番下の白帯のクラスで戦った。

 優幸さんのクラスには3人が出場。優幸さんは初戦を順当に勝ち上がった後、決勝では何度も相手選手の背後に回り込んで得点を重ね、無失点で圧勝した。美佳さんは初戦が決勝となり、試合開始後30秒ほどで狙い通りの絞め技を決めて一本勝ちした。

 2人は吉岡崇人さんが設立した徳島市の「徳島ブラジリアン柔術アカデミー」に所属。7~11歳の3人の子どもも学んでおり、一家5人で片道1時間かけて週3~5日通っている。崇人さんが帰国した際には個人指導を受けている。

 優幸さんは「世界レベルの技を身に付け、もっと上を目指す。今度は親子でチャンピオンになる」と話し、最強一家を目指して汗を流している。