中国旗と米国旗(AP=共同)

 【ワシントン共同】ロイター通信は20日、米中両政府が貿易協議の「第1段階」合意を、来年に先送りする可能性があると報じた。11月中旬に両首脳による部分合意の署名を目指していたが、制裁関税の扱いを中心に溝が埋まらないためだ。香港情勢の緊迫化も協議を複雑にしている。米政権が次の制裁関税の発動を予定する12月15日が当面の交渉期限とみられ、駆け引きが激化しそうだ。

 トランプ米大統領は20日、対中協議に関し「話し合いを続けている。中国は取引をしたがっている」と記者団に説明した。一方で「中国が私の望む水準に達していない」と不満も漏らした。