日赤の活動を紹介する絵画や歴史資料が並んだ展覧会=徳島県立近代美術館

 日本赤十字社の活動を紹介する美術品や歴史資料を集めた展覧会「今に生きる『人道博愛の心』美術に見る日本赤十字社の歩み」(実行委など主催)が22日午前、徳島市の県立近代美術館で始まった。東郷青児やピカソら著名な画家の作品も並び、多くの美術愛好家らが訪れている。6月11日まで。

 日赤に寄贈された名画や、日赤の人道活動を描いた絵画など約100点を展示した。

 戦後画壇を代表する小磯良平の「集い」は、6人の女性を巧みに配置し、穏やかな空間をつくり出している。関東大震災時の日赤の救護活動を描いた大作や、従軍看護師に向けて寄せ書きした赤十字旗などもあり、来場者の目を引いていた。

 美馬市美馬町一ノ宮の公務員西岡聡さん(29)は「日露戦争を描いた絵もあり、日赤の歴史の長さが分かった」と話していた。

 午前9時から開会式があり、日赤県支部長の飯泉嘉門知事や大塚義治日赤副社長、米田豊彦徳島新聞社社長らがテープカットした。

 展覧会は日赤県支部創立130周年記念事業の一環。月曜休館。観覧料は一般千円、高校・大学生600円、中学生以下無料。