母親からドメスティックバイオレンス(DV)に準ずる行為を受けて別居している女性の住所が記された文書を徳島市が母親に誤送付した問題で、市は女性に慰謝料などの損害賠償金180万円を支払う。12月5日開会の市議会12月定例会に関連予算案を提出する。

 内訳は慰謝料、約2カ月間避難したホテルの宿泊費、新住所への転居費。市は既に宿泊費の半分と転居費計82万円を支払っており、宿泊費の残りと慰謝料の計98万円を盛り込んだ議案が可決され次第払う。慰謝料は、市の顧問弁護士に相談して他自治体の事例などを参考に算出し、女性の了承を得た。

 市は5月、女性が加害者に住所を教えない支援措置の対象だったのに、女性の住所を記した文書を母親に誤送付した。市保険年金課は「二度とこのようなことが起きないよう努める」とした。