阿南市は22日、約1240万円の介護報酬を不正に受け取ったなどとして、介護保険法に基づき、居宅介護支援事業所を運営する会社(同市橘町)の介護保険サービス事業者指定を取り消したと発表した。処分は21日付。市は加算金を含めた1740万5904円の返還を求める。

 市介護・ながいき課によると、同社は少なくとも2017年2月から19年1月までの間、常勤看護職員の勤務時間が国の基準に足りてなかったり、介護支援専門員(ケアマネジャー)が利用者のケアプランを見直していなかったりするなどの状態で事業所を運営。1243万2789円の介護給付費を不正受給した。

 関係者が市や県国民健康保険団体連合会に情報提供し、19年2月に市が行った監査で発覚した。このときの監査で、同社が提出した施設職員の出勤簿を調べたところ、実際の出勤状況とは異なる虚偽の報告をしていたことも分かった。