悪役を倒すヒーローになり切れる体験型作品の制作コーナーでポーズを取る参加者=神山町の広野小旧校舎

 高画質の4Kや8K、仮想現実(VR)などの映像作品を上映する「4K・VR徳島映画祭2019」(とくしま4Kフォーラム実行委主催)が22日、神山町の広野小学校で始まった。全国の映像会社やテレビ局が制作した76作品を上映するほか、映像関係者らの講演、最先端機器の展示などがある。24日まで。入場無料。

 広野小の旧校舎や旧体育館で、応募117作品から審査で選ばれた上位作品などを上映。来場者は阿波踊りをテーマにした映画を見たり、海中でクジラと出合えるVRを楽しんだりした。

 悪役を倒すヒーローになり切れる体験型作品の制作コーナーでは、参加者のポーズを動画撮影し、映像と合成して完成させた。徳島市北沖洲3の会社員林千秋さん(54)は「技術が進歩し、一般の人でも映像作品が作りやすい時代が来ると感じた」と話した。

 この日は近くの広野公民館で映画祭の授賞式があり、一般部門はケーブルテレビ徳島が手掛けた「子どもの声が聞こえる~伊座利の365日~」、新設されたあわ文化振興部門はNHK徳島放送局の「あわとく 阿波藍が彩る究極のジャパンブルー」、高校生部門は千葉県立小金高校の「独り占め」が大賞に輝いた。