男子決勝・阿波対鳴門渦潮 3人抜きで優勝に貢献した阿波の永井(右)=鳴門ソイジョイ武道館

 柔道の全国高校選手権徳島県予選を兼ねた第42回県高校選手権は24日、鳴門ソイジョイ武道館で男女の団体戦が行われた。5校が参加した男子は、阿波が8大会連続25度目の栄冠。2校で争った女子は、生光学園が2大会連続4度目の優勝を飾った。男女の優勝校が全国大会(来年3月21、22日・前橋市のALSOKぐんまアリーナ)に出場する。


  [男子]団体1回戦 徳島科技(2人残し)鳴門▽準決勝 阿波(5人残し)徳島科技、鳴門渦潮(4人残し)徳島北
 ▽決勝
 
 阿波 4人残し   鳴門渦潮
 
 ○永井 優 勢   大久保 
 
 ○永井 優 勢   林 
 
 ○永井 小外掛け  吉井 
 
  永井 横四方固め 岡田○
 
 ○天羽 合わせ技  岡田 
 
 ○天羽 反則勝ち  長濱 
 
  坂 東
  宗 石
  野 口

 


 生光学園2―1板野
 
 ○津 川 不戦勝
 
 ○坂口 合わせ技  福本 
 
  幸田 優 勢   髙橋○
 



先鋒 3人抜きの奮闘 阿波

勝ち抜き戦で阿波男子は危なげなく8連覇を達成した。決勝は4人残しと盤石の勝利。出番がなかった大将の野口主将は「先輩方からのバトンをしっかり受け継げた」と胸を張った。
 決勝は1年の先鋒(せんぽう)永井が3人抜きの奮闘で弾みをつけた。「後ろには強い先輩が4人も控えている。力まずに自分の力を試そうと思った」と序盤から積極的に組手を取りにいき、ペースを握った。後輩の戦いぶりに刺激を受けた次鋒の天羽も発奮。「勝つことを意識しすぎず、自分の柔道を心掛けた」。相手の大将との一戦も最後まで攻め続け、反則勝ちを収めた。
 昨年までと違い、チームをけん引する絶対的エースは不在ながら、その分、部員間のレギュラー争いは激しく、日々の稽古の中身は濃い。野口は「全員が自分の強みを磨こうと必死で取り組んでいる」と話す。
 来年3月の全国大会は頂点が目標。天羽が「残り4カ月、最高の準備をしたい」と言えば、野口も「ワンチームで戦えば必ず勝ち抜ける」と表情を引き締めた。

 

全勝できず無念

中堅の坂口

 先鋒の不戦勝で先行した女子の生光学園は、中堅坂口が合わせ技一本で勝ち、2連覇を決めた。坂口は「いつも通りの力を発揮できた」と笑顔を輝かせた。

大将の幸田

 一方、大将戦で敗れた幸田の目には涙。「3戦全勝がチームの目標だった」と悔しがり「常にもっと自分から仕掛けられる力を付けたい」と全国大会での巻き返しを誓う。負けず嫌いの選手が多く、普段の練習も試合さながらの真剣さ。津川主将は「みんなで切磋琢磨(せっさたくま)し、全国では一つでも上を目指す」と意欲を新たにした。

 

 [女子]決勝
 
 生光学園2―1板野
 
 ○津 川 不戦勝
 
 ○坂口 合わせ技  福本 
 
  幸田 優 勢   髙橋○