徳島市が22年ぶりに更新したはしご車。国内の車両の中では最も高い位置で活動できる=市東消防署

 徳島市消防局は新型のはしご付き消防車1台を東消防署に配備し、25日、報道関係者に公開した。国内のはしご車で最も高いマンション18階部分(約55メートル)の火災や救助に対応できる。同型車が配備されるのは全国で3番目。旧車両が老朽化したため2億1762万円をかけて22年ぶりに更新した。

 消防局によると、はしごの全長は54・8メートル。はしごの先端にあるバスケット(定員3人)、地上とバスケットの間を移動する昇降機(2人)を同時に使えるのが特徴で、一度に5人を救助できる。旧車両は高さ50メートルまで対応し、一度に救助できるのは2人だった。

 新型車はバスケットにカメラや遠隔操作できる放水銃を備えており、危険を伴うタンク火災などの際にはバスケットが無人でも放水できる。

 市内には高さ40メートル以上の建物が50棟、50メートル以上の建物が5棟ある。JRホテルクレメント徳島と市役所を除く全ての建物に対応できるようになった。

 3月30日に配備された後、署員が訓練を積んでおり、出動はしていない。