藍染したKINOFのフェースタオルを手にする廣野館長(右)と横石社長=上板町泉谷の技の館

藍染したKINOFのフェースタオルを手にする廣野館長(右)と横石社長=上板町泉谷の技の館

 上勝町の第三セクターいろどりが地元のスギの間伐材を使って製作した布「KINOF(木の布)」が、上板町泉谷の体験型観光施設「技の館」の藍染体験の品目に加わった。

 フェースタオル(体験料3400円、商品代込み)をはじめ、ボディータオル(2300円)、手拭い(1400円)の3種類。

 技の館で開かれた発表会では、来場者から「きれいな色が出ている」「さらさらとした肌触りが気持ちいい」などの声が上がった。

 技の館の利用者が7月、KINOFを持ち込んで藍染をしたところ、美しい色に染まった布を見た職員が品目に加えようと発案。いろどりの横石知二社長に持ち掛けた。廣野毅館長は「色がきれいで環境にもいい。外国人観光客にもPRしたい」と話している。

 開館時間は午前9時~午後5時(月曜休み)。問い合わせは技の館<電088(637)6555>。