北島町社会福祉協議会が5月2日から運行する「ぐるぐる福祉バス」の車両=同町新喜来

 北島町社会福祉協議会は5月2日から、町内を広く巡回する「ぐるぐる福祉バス」の運行を始める。これまで町老人福祉センター(同町新喜来)の利用者を送迎するサービスを行っていたが、高齢者らの利便性向上を図ろうと、運行ルートを拡大することにした。

 バスは乗客8人乗りで、祝日と年末年始を除いた毎週火・木曜に運行する。同町中村の町総合庁舎前を発着点に、午前9時から午後5時まで、北(北村・太郎八須方面)、南(鯛浜・江尻方面)、西(勝瑞駅・グリーンタウン方面)の3コースを順次往復する。各コースには量販店や病院など8~12の停車場所が設定されている。

 住民は誰でも無料で利用でき、町社協では年間3千人程度の利用を見込んでいる。

 町社協は1990年度に、町老人福祉センターの利用者を送迎するバスの運行を開始。月・水・金曜の午前と午後に各1回、北、南、西のうち1コースを走らせていた。2015年度は1236人の利用があった。

 ただ、各回1コースしか運行されないため、住民からルートの拡大を求める声が上がり、町が経費約230万円を負担して、巡回バスを1年間試行することにした。

 利用する際は、停車場所での見落としを防ぐため、事前に「いつ、どこから乗るか」を町社協へ連絡することを求めている。片岡興一総務係長は「認知症予防などのため、バスを活用して積極的に外出してほしい」と話している。問い合わせは町社協<電088(698)8910>。