県理学療法士会が普及に力を入れる「いきいき百歳体操」に取り組む高齢者ら=徳島市の佐古コミュニティセンター

 徳島県内の理学療法士でつくる「県理学療法士会」が12月に結成から50周年の節目を迎える。リハビリテーションの普及や会員の技能向上に取り組んでいるほか、近年はスポーツ障害の防止や高齢者の介護予防など活動の幅を広げている。

 理学療法士会は、理学療法士法が施行された4年後の1969年に9人で発足。高齢化の進行で、病気やけがで低下した運動機能を改善する療法士の役割は重要性を増し、会員は今年10月末時点で1108人になった。

 研修会や新人対象の勉強会などを定期的に開催。とくしまマラソンのケアサポートや少年野球、サッカーの検診に協力している。

 高齢者の介護予防では、2016年度から全身の筋力アップに効果のある「いきいき百歳体操」の普及に力を入れる。会員が公民館や集会所に出向き、老人会などの活動として継続できるようサポートする。今年10月末時点で19市町村の397カ所で行われている。

 理学療法士会長で徳島文理大保健福祉学部の鶯春夫教授は「健康づくりにとどまらず、地域に交流の場ができている。活躍の場が広がる理学療法士の魅力をアピールしていきたい」と話している。

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  県理学療法士会は12月1日、徳島市のJRホテルクレメント徳島で創立50周年式典を開く。日本理学療法士会の半田一登会長が講演する。