天に向かって枝を伸ばす「のぼり藤」=神山町鬼籠野の神光寺

 神山町鬼籠野の神光寺で、「のぼり藤」の愛称で親しまれているフジが見頃を迎えた。天に向かって枝を伸ばす樹齢約100年の巨木に紫の花が鈴なりに咲き、新緑の山に映えている。

 高さ約15メートルの鉄柵に巻き付くように伸び、ブドウの房のように無数の花を垂らしている。甘い香りに誘われるように、ハチが飛び回る姿も時折見られる。

 寺によると、例年並みの18日前後に咲き始めた。現在は八分咲きで、見頃は今月末まで。

 岡本清子さん(62)=徳島市大原町東千代ケ丸、パート職員=は絵はがき用にスケッチをしながら「圧巻の大きさで、紙に収まりませんね」と笑っていた。