写真を拡大 サポーターにJ1昇格を誓う徳島ヴォルティスのロドリゲス監督(中央)と選手たち=徳島市の徳島グランヴィリオホテル

 サッカーJ2徳島ヴォルティスは2日、徳島市の徳島グランヴィリオホテルで2019シーズン謝恩会を開いた。1日に鳴門ポカリスエットスタジアムであったJ1参入プレーオフ(PO)1回戦を突破し、6年ぶりのJ1復帰まであと2勝としたリカルド・ロドリゲス監督や選手たちは「チーム一丸となって戦い抜き昇格する」と決意表明。サポーターらに日頃の感謝を伝え、さらなる支援を呼び掛けた。

共に目指す高みへ 6年ぶりJ1へ決起

写真を拡大 J1昇格への意気込みと支援への感謝を語る徳島の岩尾主将

 「一緒にJ1に行きましょう」。ロドリゲス監督が来場者約650人に呼び掛けると、割れんばかりの拍手が会場を包んだ。2日に徳島市内のホテルで開かれた徳島ヴォルティスの2019シーズン謝恩会。J1参入プレーオフ(PO)を勝ち進んでいるさなかに行われた感謝の会は、6年ぶりのJ1復帰に向けた決起集会となった。

 リーグ戦4位でPO進出を決めた今シーズンのハイライト映像が流され、会場のムードが盛り上がる中、壇上に立ったロドリゲス監督は改めて来場者にPO2回戦進出を報告。「ここまで来られたのはサポーターの皆さんと選手、スタッフの頑張りがあったから」と強調。右人さし指で頭上を指し「(あと2戦勝って)さらに美しい映像を加えたい」。目指してきた高みへ一気に駆け上がることを約束した。

 チームを代表してあいさつした岩尾主将は、厳しい時期を乗り越えてPOにたどり着いた今季を振り返り「試合に出ていない選手も一緒に、懸命に取り組んできた成果が今表れている」と手応えを口に。大黒柱は「あと2試合、会場に足を運んで力を貸してください」とサポートを求めた。

 謝恩会では選手とクラブスタッフがテーブルごとに分かれて来場者と歓談して日頃の感謝を伝え、サインや記念写真の求めに笑顔で応じるなどした。PO1回戦を欠場した杉本や、リハビリ中の岸本らもリラックスした表情を見せていた。

 J1復帰まであと2勝に迫った選手たちに来場者からは続々と励ましの声が飛んだ。北島町中村の会社員伊藤彰宏さん(34)は「県民全体が応援している。選手の皆さんは気負わず力を出し切ってほしい」。勝浦町星谷の会社員宮崎昭仁さん(59)は「あと二つ勝って、徳島の攻撃的なサッカーをJ1で見たい」と期待していた。