ふれあいフォトコンテスト(四電ビジネス主催)で、徳島市国府町日開、会社員林昌弘さん(44)の作品「朝霧に包まれて」が最優秀賞に選ばれた。「受賞できるとは思っていなかった」と喜んでいる。
林さんの受賞作は、三好市と高知県にまたがる三嶺の山肌を朝霧がはう幻想的な風景を捉えた。2017年11月ごろ、4時間ほどかけて頂上付近まで登り、東に向かって撮影した。
林さんは約10年前に写真を始め、主に風景を撮っている。中でも三嶺の風景が気に入っており、7年前から100回以上登っているという。「紅葉や雲海、雪景色などが望める秋冬の早朝は一段ときれい。そんな三嶺の良さを写真で表現していきたい」と話している。
コンテストは「心に残る光景」をテーマに募集。四国4県の128人が456点を応募した。