米田代表理事から贈呈書と支援金を受け取る榮社長(左)=徳島市の徳島新聞社

 徳島県内の産業分野で優れた業績を収める中小企業や小規模事業者(創業5年以内)を支援する「第3回徳島新聞ふるさと元気事業支援金」の助成先に美馬市のツアー企画会社「AWA―RE(アワレ)」が選ばれた。

 アワレは2018年4月設立。折り畳み式自転車と公共交通を組み合わせて地域を巡るツアーを県内外で企画するほか、三好市で体験型の研修プログラムなどを提供するゲストハウスも運営している。

 徳島市の徳島新聞社で2日、贈呈式があり、徳島新聞社会文化事業団の米田豊彦代表理事が、榮高志社長(38)=美馬市脇町=に贈呈書と支援金100万円を渡した。9月からツアーに四国霊場巡りを取り入れている榮社長は「支援金はツアーをPRする映像制作などに役立てたい」と話した。

 本年度の応募は20件。県内の経済団体役員や大学教授でつくる審査委員会が地域に根差した将来有望な事業を評価した。

 支援金は徳島市に不動産を所有していた志摩キク子さん、政昭さん親子(いずれも故人)の遺志に基づき17年度に創設。不動産を譲り受けた中田祐児弁護士からの寄付金を原資として毎年度1件100万円を贈っている。