[上]ガラスの床から渦潮を眺める子どもたち=鳴門市鳴門町の渦の道[下]揺れるかずら橋を渡る観光客=三好市西祖谷山村善徳

 ゴールデンウイーク(GW)初日の29日、徳島県内の観光地に県内外から大勢の行楽客が繰り出した。鳴門の渦潮や祖谷のかずら橋、阿波踊りなど徳島が誇る自然や伝統芸能を満喫した。

 鳴門市鳴門町土佐泊浦の観光施設「渦の道」には朝から家族連れらが訪れ、海上45メートルのガラスの床から豪快な渦潮をのぞき込んだり、遊歩道から鳴門海峡の景色を楽しんだりした。奈良県上牧町から家族7人で訪れた野崎康介君(10)は「ぐるぐる回る渦がきれいだった」と笑みを浮かべた。

 三好市西祖谷山村善徳の祖谷のかずら橋には約2千人が訪れ、揺れる橋のスリルを味わいながら慎重に足を運んでいた。愛媛県八幡浜市の高校1年生藤原園香さん(15)は「怖かったけど、もう一度渡りたい」と喜んだ。

 徳島市の阿波おどり会館にも多くの観光客が詰め掛け、専属連「阿波の風」の連員から手足の運び方を学び、踊りを体験した。「初めて踊ったけどリズムを取るのが難しかった。夏の本番も来たい」。大阪府岸和田市のアルバイト前田樹さん(19)は力を込めた。

 板野町那東のあすたむらんど徳島には約8千人が来場。恐竜をテーマにしたイベントが行われ、子どもたちの歓声が響いた。

 美波町日和佐浦の日和佐うみがめ博物館カレッタには250人が来館し、水槽で泳ぐウミガメを観賞。大阪市から家族3人で訪れた会社員領田優太さん(28)は「いろんなカメが見られて面白かった」と満足そうだった。ウミガメとの触れ合い体験や餌やりのコーナーも人気を集めた。