大輪の花を咲かせたボタン。5月上旬まで境内を華やかに彩る=三好市池田町の密厳寺

 三好市池田町西山の密厳寺(みつごんじ)で、色とりどりのボタンが咲き始めた。標高約350メートルの同寺では、池田ダム周辺の吉野川や四国山地の山々を眺めながら大輪の花を楽しむことができる。例年より1週間ほど開花が遅れたため、5月上旬に見頃を迎えそうだ。

 花びらが赤と白のしま模様の「島錦(しまにしき)」、黄の「黄冠(おうかん)」、白の「白神(はくしん)」など約100品種、約600株がある。急な坂道を上って同寺を訪れると、境内を囲むように花壇が広がっている。

 県西部のボタンの名所にしようと近藤靖典住職(73)が2010年ごろに植え始めた。島根県のボタン生産者の協力で毎年約100株ずつ増やしている。

 近藤住職は「新緑が美しい時期。山の景色と合わせて楽しんでほしい」と来寺を呼び掛けている。