任期満了に伴う美馬市議選(定数18)は、8日の告示まで1週間に迫った。現職16人、元職1人、新人2人の19人が出馬を予定している。定数を1人上回る選挙戦になる見通しで、各陣営はあいさつ回りに力を入れている。
立候補予定者の党派別内訳は公明1人、無所属が18人。現職2人が引退を表明、別の現職の1人は来春行われる県議選に出馬の意向を示している。
地区別では、有権者が最も多い脇町(3月1日時点の有権者数1万3315人)は、藤野克彦(41、贈答品販売店経営)中川重文(63、機械設計会社役員)武田喜善(69、農業)郷司千亜紀(55、運輸会社役員)西村昌義(70、飲食店経営)川西仁(49、運送会社員)の現職6氏と、元職の阪口克己氏(69、飲食業)が挑む。
美馬町(6670人)は、都築正文(65、自動車板金塗装業)田中義美(71、NPO法人相談役)井川英秋(68、資材会社役員)久保田哲生(66、農業)の現職4氏と、新人の田中みさき氏(50、書道塾経営)が立つ。
穴吹町(5167人)は林茂(66、家具金物卸業)片岡栄一(62、林業)原政義(69、製材会社役員)谷明美(68、JA美馬理事)前田良平(76、農業)武田保幸(81、雑貨販売業)の現職6氏が立候補する。
木屋平地区(614人)は新人の立道美孝氏(58、会社員)が名乗りを上げる。
投開票は15日。立候補の受け付けは8日午前8時半~午後5時に同市役所で行う。
3月1日時点の有権者数は2万5766人(男性1万2148人、女性1万3618人)で、うち18、19歳は473人(男性236人、女性237人)。