OPECの本部=5日、ウィーン(ロイター=共同)

 【ウィーン共同】石油輸出国機構(OPEC)は5日、ウィーンで定時総会を開き、ロシアなどと実施している原油の協調減産を巡り協議した。減産参加国全体で2020年3月末まで、18年秋の水準と比べ日量計約120万バレルの削減を実施するとしてきた目標を、170万バレルに拡大する案を検討した。

 米中貿易摩擦による世界経済の減速などで、原油需要も伸び悩むことが見込まれる。減産参加国が需給バランスに配慮する姿勢を市場に示すことで、原油価格を下支えしたい考えだ。

 定時総会の終了後、参加した担当相の一人は記者団に「合意内容についてはコメントしない」と語った。