オーコーポレーションが開発した「阿波ふうど彩り重」の試作品(同社提供)

 徳島県産食材の卸売りや地産地消の飲食店を展開するオーコーポレーション(徳島市)が、県産食材をふんだんに用いた弁当「阿波ふうど彩り重」を商品化した。観光・イベント関係代理店などと連携し、観光客向けに受注製造で販売する。

 全国有数の水揚げを誇るハモのフライや、阿波すだち鶏の照り焼き、なると金時と平天を重ねて揚げた丸天、あおさ入りのだし焼き卵など13品を彩りよく詰めた。そば米汁はゼリー寄せに仕立てた。阿波晩茶付きで税別1500円。

 農業法人や加工業者など16社・団体の協力を得て、県6次産業化プランナーを務める同社の曽谷さおりさんがメニューを考えた。

 外国人にも魅力が伝わるよう、包装紙にメニューを紹介する英文を記し、ビーガン(完全菜食主義者)や、宗教上の理由で食材が制限される人らには個別に対応する。

 6、7日に徳島市で開かれる日本糖尿病学会中国・四国地方会総会で、約900人に初めて提供する。

 曽谷さんは「徳島においしい食材がたくさんあることを知ってもらい、次回の来県につなげたい」としている。