子どもたちが仮想の町の住民となって職業体験などを行うイベント「キッズタウンとくしま」(徳島新聞社主催、徳島銀行特別協賛)が31日、徳島市のアスティとくしまで始まり、県内の小学生約800人が働く楽しさを味わった。4月1日まで。
徳島銀行や県警、徳島大学病院、美容室、洋菓子店、薬局など37団体・企業がブースを設置。子どもたちが次々と訪れ、警察官になって窃盗事件を解決したり、看護師になって患者の血圧を測ったり、さまざまな職業を体験した。給料としてキッズタウンの仮想通貨を受け取り、文房具や菓子、おもちゃなどを購入した。
オープニングセレモニーでは、参加児童を代表して北島北小5年の森本太智君(10)と、千松小4年の久保夏音さん(9)が「今日の経験を通して将来の目標に向かって歩んでいきます」と開会宣言した。
1日は午前10時から午後4時まで開かれる。