サッカーJ2の徳島ヴォルティスは2日、千葉市のフクダ電子アリーナで4月29日に行われた千葉戦後、ボールボーイの中学生にアルコール飲料とみられる液体を掛けたのは20代の男性と特定し、徳島が出場する全ての公式戦で無期限の入場禁止処分にしたと発表した。悪質な行為をなくすため、クラブは3日にサポーター側と協議する。

 クラブによると、男性は徳島県出身で関東在住。試合後、映像分析などで人物の特定を進めていたところ、1日に本人が電話で名乗り出た。「騒ぎが大きくなって怖くなった」などと話しているという。

 液体を掛けた理由は、徳島のDF馬渡和彰選手(25)が試合で退場処分になったことに対する当て付けと思われるという。クラブは侮辱行為として処分を決めた。

 再発防止に向けての協議は3日の福岡戦の試合前に行われ、クラブ関係者と鳴門ポカリスエットスタジアムを訪れるサポーターたちが話し合う。クラブはスタジアムに監視カメラを設置することや試合中の警備体制の強化なども検討している。

 クラブは「ボールパーソン、観戦した全ての皆さま、関係者に心よりおわび申し上げます」としている。