首里城再建に向け募金を呼び掛ける徳島文理大の学生ら=11月13日、徳島駅前

 火災で正殿などが焼失した首里城(那覇市)の再建に向けて、徳島文理大や四国大、阿波人形浄瑠璃の「平成座」が徳島県民から個別に集めていた寄付金が、6日までに合計で140万円を超えた。文理大と平成座は既に沖縄県などへ送付し、四国大も近く送る。

 沖縄出身の学生が272人在籍する徳島文理大は、11月上旬から募金を開始。沖縄県人会の学生らが徳島駅前や学内で寄付を募り、117万2256円を集めた。11月26日、那覇市の沖縄県復旧・復興支援募金活動事務局に送った。

 平成座は、徳島市の阿波十郎兵衛屋敷で12月1日にあった竹本友幸座長(60)=徳島市川内町沖島=の拝命10周年記念公演で、来場者200人に協力を呼び掛けた。5日に12万6千円を日本ユネスコ協会連盟(東京)を通じて寄付した。

 沖縄出身の学生が約60人在籍する四国大も沖縄県人会が11月末まで学内で募金を受け付け、11万6604円を集めた。

 竹本座長は「沖縄県民の心の古里である首里城の復興へ役に立ちたかった」と語り、四国大1年の上原洸さん(18)=沖縄県糸満市出身=は「首里城が愛されていると実感した」と振り返った。