【ウィーン共同】イラン核合意の当事国による協議で、イランは国際原子力機関(IAEA)の査察受け入れの一部停止を警告した。核開発の全容把握を危うくする動きで、欧州は国連制裁復活につながる手続きの発動を示唆。協議は「ほとんどけんかのようだった」(参加者の一人)という険悪な雰囲気の中、物別れに終わった。

 ウィーンで6日に行われた協議は、当初から不穏な空気が漂った。予定時間の1時間ほど前、会場が突然変更になったとの情報が出回り、建設的対話は期待できないと諦めた当事国が会合をキャンセルしたとのうわさも飛び交った。

 結局、協議は別の会場で約2時間遅れでスタートした。