石川さん(中央)の話を聞く参加者=勝浦町三渓のゲストハウス「あおとくる」

 地域での起業や人材育成を支援する「まちしごとファクトリー」(徳島大、徳島県信用保証協会、徳島新聞社主催)の講座が7日、勝浦、上勝両町であり、学生ら約20人が地域に根差した事業に携わる起業家を訪問した。

 勝浦町三渓のゲストハウス「あおとくる」を運営する石川翔さん(31)は、町内のミカン農家の後を継ぎながら、宿泊施設と古本屋を開業した経緯を紹介。「競合の多い首都圏で起業するより、地方でいろんな仕事を作り出したかった。農業以外は力を入れ過ぎず、楽しむよう心掛けている」と話した。

 上勝町では、キャンプ場を運営する「パンゲア」や町産杉を使った布製品ブランド「KINOF」の担当者から、事業を始めたきっかけを聞き取った。

 徳島大理工学部1年の永井皓平さん(19)は「複数の仕事を組み合わせる働き方が新鮮だった。将来の選択肢が増えた」と話した。