出産や育児に夢を持てる社会の実現を目指す次世代育成支援イベント「おぎゃっと21」(はぐくみ徳島実行委、徳島新聞社主催)は3日、徳島市のアスティとくしまで開幕する。今回から妊婦、乳幼児とその家族を対象にしたコーナーが新設されるほか、多彩な催しが予定されている。

 メインテーマは「心とからだ、より豊かに、より健やかに」。遊びや健康、子育て生活情報など五つのコーナーとステージが用意され、約50ブースが並ぶ。

 今回新設される「乳幼児&マタニティーコーナー」は2階にあり、ベビー用品の準備方法や育児情報を提供する。マタニティー写真の撮影やベビーマッサージもあり、一角には遊び疲れた乳幼児が休憩できる部屋を設ける。

 遊びのコーナーでは県内の大学生と専門学校生でつくる「はぐくみメイト」が絵本の読み聞かせをしたり、こいのぼりやけん玉の作り方を教えたりする。

 ステージも、0歳児向けの「泣き相撲」や「ハイハイレース」のほか、コンサート、ヒーローショーなどイベントが盛りだくさん。健康コーナーでは、県医師会や県助産師会などの会員が各種相談に応じる。

 開幕前日の2日は、実行委メンバーらが会場設営やリハーサルを行った。

 4日まで。無料。両日とも午前10時~午後3時。