サッカーJ2徳島ヴォルティスは1日、鳴門ポカリスエットスタジアムで東京ヴェルディと対戦し、0-4で敗れ、2連敗となった。通算成績は3勝4敗となり、順位は12位だった。徳島がJ2で4失点したのは、2013年10月のガンバ大阪戦(1-5)以来。
徳島は、先発メンバーに入っていたDFキムジョンピルが、試合前のアップ中の負傷でDF井筒陸也に急きょ変更。他にFW佐藤晃大に代わってMF小西雄大が先発に名を連ね、中盤の右サイドに入った。
徳島は立ち上がりの前半3分、自陣左サイドのロングスローから失点。11分にも左サイドからシュートを決められ2点を追う展開に。その後も東京Vの激しいプレスになかなかボールを運べなかったが少しずつ盛り返し、CKからのこぼれ球を拾った島屋のクロスをDF井筒がヘディングでゴールを狙ったがポストに当たる場面もあった。
後半開始から前川大河と内田裕斗を下げ、FW山﨑凌吾とMF杉本竜士を投入して2トップに。中盤の両サイドも高めに位置取りし、前線へ早めに縦パスを送ったり、両サイドを使ったりしながら、序盤から攻勢に出た。
左サイドの杉本竜士のドリブル突破や右サイドの小西のクロスなどで好機をつくり、山﨑のヘディングなどでゴールを脅かしたが、ゴールを奪えずにいると、ミスからカウンターを受けて失点。さらに、23分に移籍後初出場となったDF大本祐槻を投入したが、28分にブエノが2枚目のイエローカードで退場、34分にはMFシシーニョが2枚のイエローカードを立て続けに提示されて退場となった。
2人を欠き9人で戦うことになった徳島は、得点を狙い前掛かりになったところでカウンターからさらに1点を追加された。それでも、DF大﨑玲央が前線で攻撃参加し、杉本太郎も懸命にボールを追うなどゴールをこじ開けようと攻め続けた。ロスタイムにFW山﨑が放ったシュートは枠を捉えたがGKにはじかれ、得点を奪えないままタイムアップを迎えた。
J2第7節 鳴門ポカリスエットスタジアム 観客5303人
徳島 0ー4 東京V
0-2
0-2
【得点】東京V=前半3分 アラン・ピニェイロ、前半11分 渡辺皓太、後半14分 ドウグラス・ヴィエイラ、後半43分 ドウグラス・ヴィエイラ