国連が定めた2日の世界自閉症啓発デーを前に、発達障害への理解を深めるキャンペーンが1日、吉野川市鴨島町の鴨島駅前であった。
鴨島病院(同市)の小児外来を利用する保護者らでつくる「かもっこ」の主催で、約100人が参加。発達障害の特徴や啓発デーについて紹介するリーフレット200部を、駅前で開かれていた「まちかどコンサート」の来場者らに配った。
かもっこの江本純造さん(37)=同市鴨島町飯尾、作業療法士=は「住民とのつながりを深め、社会参画しやすい環境づくりにつなげたい」と話した。
2日はかもっこを含む徳島実行委員会が、徳島駅前でリーフレットを配ったり、徳島市の両国橋西公園近くの建物を青色にライトアップしたりして啓発を図る。