ゴールデンウイーク(GW)を徳島県内で過ごした帰省客や観光客のUターンラッシュが6日、始まった。各交通機関は旅行バッグや土産物を手にした家族連れらで混雑した。
徳島駅前から京阪神に向かう高速バスは、JR四国バスと徳島バスが台数を増やして対応しており、夕方以降の便に満席が目立っている。
佐那河内村の祖父母宅で過ごした神戸市の中学3年安喜友香さん(14)は「新しくできたイオンモール徳島で服を買った。楽しかった」と笑みを浮かべた。
徳島阿波おどり空港(松茂町)から東京に向かう上り便は、日本航空と全日空合わせて11便のうち10便が予約で満席となった。7日は全便が予約で満席となっている。
小松島市の妻の実家に家族3人で帰省した千葉県松戸市の会社員岩田昇さん(35)は「家族で釣りに出掛けたのが一番の思い出。お盆休みにまた来たい」と話した。
徳島と和歌山を結ぶ南海フェリーは、午後1時以降の上り3便が全て満車になった。