県警高速隊にレッカー移動されたワゴン車=12日未明、徳島市応神町

 三好市池田町シンヤマの徳島自動車道「新山トンネル」で11日、6人乗りのワゴン車と大型トラックが正面衝突して2人が死亡した事故で、ワゴン車が対向車線にはみ出して衝突したとみられることが12日、分かった。

 事故現場は中央分離帯のない片側1車線の対面通行区間。関係者によると、ワゴン車が愛媛県方面に走行中、トンネル(全長890メートル)の中央付近で対向車線にはみ出し、徳島市方面に向かっていた大型トラックに衝突した。トラックは弾みで車線を飛び出し、トンネルの壁面にぶつかりながらしばらく進んで停車した。

 ワゴン車に乗っていて死亡した高知県須崎市の会社員男性(35)、高知市の会社員男性(26)は、いずれも対向車線側に座っていたとみられる。同乗していた高知市の会社員男性(25)は意識不明の重体、高知県越知町の男性(21)は重傷。

 県警によると、高知県須崎市の会社員男性の死因は失血死、高知市の26歳会社員男性は外傷性くも膜下出血だった。県警は、トラック運転手で骨折などの重傷を負った高知県南国市の男性(57)や、ワゴン車に同乗して軽傷だった男性2人から事情を聴くなどして詳しい事故原因を調べる。

 事故は11日午後5時50分ごろ発生。井川池田インターチェンジ―川之江東ジャンクション間が約7時間にわたって通行止めとなり、12日午前1時に解除された。