サポーターの養成講座で予定している実技講習(柳澤教授提供)

柳澤幸夫教授

 災害時に車いす利用者の避難を手助けできる人材を増やそうと、徳島文理大の柳澤幸夫教授(医療リハビリテーション学)が25、26の両日、徳島市の徳島文理大キャンパスでサポーター養成講座を初めて開く。車いすの構造などを解説し、スムーズに移動させる技術を身に付けてもらう。

 講座は1回90分で、講義と実技がある。講義では、柳澤教授が車いすの構造や部品の名称、操作の仕方などを説明。実技は、車いすを操作して砂利や段差、がれきなど6種類の障害物の上を乗り越える技術を習得する。建物の2階以上へ逃げる垂直避難を想定し、車いす利用者を抱きかかえる方法も学ぶ。

 受講後に修了書と、サポーターの目印として手首に着ける「ブルーリング」を渡す。サポーターには、柳澤教授が年1回開く「徳島災害避難サポート研究会」に参加してもらい、災害時に役立つ避難用具の開発などに取り組む。

 柳澤教授は「災害時の車いす利用者への支援体制は十分でない。多くの人にサポートの仕方を知ってほしい」と話している。

 受講無料。防災に関心のある人なら誰でも参加できる。両日とも午前10時からと午後1時からの2回あり、いずれか1回を受ける。1回当たりの定員は25人。徳島文理大ホームページから申し込む。15日締め切り。問い合わせは柳澤教授<電088(602)8721>。