池田高校三好校(三好市)の生徒が手掛けた純米酒「大地の夢」が完成した。生徒の日本酒造りは今年で12回目。市内を中心に販売する。
三芳菊酒造(池田町サラダ)が協力。食農科学科で食品発酵を学ぶ2年生7人が11月上旬から仕込んで熟成させラベルを張るなどして720ミリリットル入り瓶で約2千本分を仕上げた。
酒米は東みよし町で栽培された「五百万石」、酵母は県立工業技術センターの「LED夢酵母」を使った。酒米は60%削り、辛口のすっきりした味わいという。
ラベルのイラストを描いた浦松咲花さん(16)は「良い香りのお酒ができた。いろんな人に楽しんでほしい」と話している。
生原酒1760円、加温殺菌した「火入れ」は1540円。問い合わせは三芳菊酒造<電0883(72)0053>。