矢のような白い棒が体を貫通しているカモ(右)=鳴門市大麻町板東

 鳴門市大麻町板東の板東谷川で7日、矢のような白い棒が体に刺さっているカモが見つかった。専門家は「何者かが矢を放った可能性が高い」とみている。

 発見したのは、同市大麻町萩原の無職奥谷聰さん(76)。7日午前、自宅近くでカモの群れを見ていたところ、1羽に白い棒のようなものが刺さっているのに気付いた。

 写真で確認した日本野鳥の会徳島県支部の三宅武支部長によると、アイガモの雌とみられ、棒は背中から左足の上部まで貫通している。三宅支部長は「自然にこんな状態にはならない」と言う。

 現場は水の流れが穏やかな場所で、100羽以上のカモ類が群れをなしている。棒が刺さったカモは8日も飛んだり泳いだり、他のカモと同じように活動していた。

 奥谷さんは「かわいそう。それに矢が人に向けられるのではないかと思うと怖い」と話した。