意見を発表する児童=徳島名西署

餅つきを体験する園児=美馬署

ながら運転の危険性を訴える牟岐署員=牟岐町中村の携帯ショップ

被害者役の警察官(右)から犯人の特徴などについて聞く牟岐署員=海陽町奥浦のスーパー

 事件事故のない年末年始を過ごしてもらおうと、徳島県内各地で交通安全キャンペーンや防犯訓練などが行われた。

小6生が交通安全会議 名西署

 中学進学を機に自転車通学を始める小学6年生に運転マナーを学んでもらおうと、徳島名西署が「T10徳島名西サミット」を開き、徳島市内の5校から10人が参加した。

 署員から自転車の点検方法を教わった後、交通事故が多発している交差点や路側帯のイラストを使い、どんな危険が潜んでいるか議論。「交差点では一度止まって左右を確認する」「車は急に曲がってくるかもしれないので気を付ける」などと意見を交わした。

 加茂名小の田川睦珠さん(12)は「同級生の意見が参考になった。迷惑にならない運転を心掛けたい」と話した。

三味線餅つきで無事故呼び掛け 美馬署

 美馬市無形民俗文化財の三味線餅つきで交通安全を呼び掛けるキャンペーンが、美馬署で行われた。

 保存会の井内組の会員や江原認定こども園の園児ら約150人が参加。信号機に見立てた赤、青、黄の3色の餅や、園児が作った来年の干支のネズミのマスコットなどをドライバーに渡した。

 園児は餅つきも体験。三味線や太鼓の音に合わせて杵を振り下ろした。

 井口礼大ちゃん(5)は「事故が起こると怖いので、運転には気を付けてほしい」と話した。

ながら運転罰則強化チラシ配り周知 牟岐署

 12月から「ながら運転」の罰則が強化されたのに合わせ、牟岐署は牟岐町中村の携帯電話ショップで周知キャンペーンを行った。

 署員ら4人が来店者に罰則強化を知らせるチラシや反射材付きストラップを配りながら「携帯電話は運転中に使わないでください」などと呼び掛けた。店員にもチラシを渡し、来店者に配るよう依頼した。

 益岡義宜交通課長は「一瞬でも運転に集中していなかったら事故につながる。携帯電話を使う場合は安全を確認した上で、車を止めてからにしてほしい」と訴えた。

県境またぐ強盗想定し室戸署と態勢確認 牟岐署

 県境をまたぐ事件や事故への対応力を高めようと、牟岐署は高知県警室戸署と合同で、強盗事件を想定した訓練を行った。

 海陽町奥浦のスーパー駐車場でナイフを持った男が客から現金10万円を奪い、高知方面へ逃走したと想定。牟岐署員が被害者から犯人の特徴などを聞き取り、両署は緊急配備の態勢を取った。

 パトカーや捜査車両8台が無線で連携して追跡や検問を行い、室戸署員が高知県東洋町の国道で犯人役の署員を緊急逮捕した。