球技場を視察するヘイグ監督(手前右)とチームマネジャーのクンダゼさん(中央)=鳴門市撫養町

 2019年に開かれるラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の事前キャンプ地の誘致を目指している徳島県を、ジョージア代表のチーム関係者が6~8日に訪れ、練習場や宿泊施設などを視察した。ミルトン・ヘイグ監督は芝の状態とトレーニング機器の充実を条件にした上で、徳島での事前キャンプ実現に前向きな考えを示した。

 来県したのは、ヘイグ監督とイラクリ・クンダゼチームマネジャー。7日は鳴門市の鳴門大塚スポーツパークの球技場やトレーニングルームなどを見学した。

 ヘイグ監督は「芝は練習場において1番重要。ベストな状態にしてほしい」と要望し、トレーニングルームでは「普段練習で使っているものと同じ機器があるのはうれしい。増設を希望する」と話した。

 ヘイグ監督らは8日、県庁に飯泉嘉門知事を表敬訪問した。芝や機器の充実に関する要望に対し、知事は「全面的に期待に沿いたい」と答え、監督は「今後、県ラグビー協会の協力のもとに施設が整い、徳島での事前キャンプが100%実現するだろうと確信している」と応じた。

 一行は10日、京都市であるW杯日本大会のプール組分け抽選会に出席する。

 県は昨年11月からジョージア代表と交渉を始めた。チーム関係者の来県は初めて。事前キャンプは、出場チームが公認キャンプ地入りする10~14日ほど前から、時差ぼけや気候に体を慣らすために行う。