全部署が新庁舎で業務を始めた阿南市役所。保険年金課の窓口には多くの市民が訪れた=阿南市富岡町

 阿南市の新庁舎で8日、全部署が業務を始めた。市民生活課などの窓口には手続きのために早速、多くの市民が訪れた。

 2015年1月に完成した高層部(地上7階地下1階延べ約1万190平方メートル)では、仮庁舎などから新たに移った介護・ながいき課など5課を含む31課が業務を開始。今年3月に完成の低層部(地上3階地下1階延べ約1万500平方メートル)では、納税課など16課が業務をスタートさせた。来庁者を案内するフロアマネジャー2人を配置。さらに5月末まで職員4人が臨時案内係を務める。

 低層部1階の市民生活課や保険年金課には、住民票の発行や国民健康保険の加入手続きのために市民が訪れた。粟飯原尊弘さん(74)=同市中林町大切、農業=は「立派な庁舎になっていた。住民が満足できる行政サービスの提供に期待したい」と話した。

 新庁舎は、地下1階に免震装置34基が備わっており、災害発生時は防災拠点としての役割を果たす。