「表現の不自由展・その後」に関する最終報告と提言をまとめ、記者会見する愛知県の検討委座長の山梨俊夫国立国際美術館長=18日午後、愛知県庁

 「表現の不自由展・その後」を巡る愛知県の検討委の最終報告を受け、記者会見する津田大介氏=18日午後、愛知県庁

 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」を巡り、愛知県の検討委員会は18日、今後の開催に関し実行委員会会長を民間登用し、実行委を県庁から独立した団体とするよう提言した。芸術監督の権限や責任の明確化、選考方法の見直しにも言及。次回開催の実現のため本年度中に新たな組織を構築する必要性も示している。

 芸術祭では、実行委会長を政治家の大村秀章知事が務めた。検討委は、知事が憲法にある表現の自由や検閲禁止の規定を強く意識した結果、芸術監督の津田大介氏に展示内容の「権限が偏りがち」になったと指摘した。