検討会議が新ホールの建設地として優先的に検討するよう求めた徳島駅西側の土地=徳島市寺島本町西1

 徳島市の新町西地区再開発事業の中核施設に位置付けられていた音楽・芸術ホールに代わるホールの建設地について協議する「新ホール建設候補地検討会議」は11日、市が候補地に挙げている3カ所のうち、徳島駅西側のクレメント平面駐車場を中心とした土地(寺島本町西1、4866平方メートル)を優先的に検討するよう遠藤彰良市長に提言することを決めた。交通アクセスなどの利便性や中心市街地活性化への効果を評価した。

 検討会議は徳島市のホテル千秋閣で開き、徳島大大学院教授の山中英生会長ら委員7人が出席。駅西側駐車場のほか▽閉館した市文化センターの敷地(徳島町城内、4538平方メートル)▽市立動物園跡地(中徳島町2、1万8879平方メートル)―に関し、メリットやデメリットについて意見を交わした。

 徳島経済研究所専務理事の田村耕一副会長が「委員からは駅西側の土地への期待の声が多く、そうしたことを(意見書に)入れてはどうか」などと提案した。他の委員も、駅西側駐車場をホール建設地として優先的に検討するよう市に求めることをおおむね了承した。

 検討会議が取りまとめる意見書では駅西側駐車場について、駅に近い立地の良さを評価する一方、課題として、用地取得費や既存施設の移転費用などを優先的に検討する必要性を盛り込む見通し。

 山中会長は「妥当なコストや期間で建設可能なら、駅西側駐車場が望ましいのではないか」などと述べた。

 意見書は17日までに取りまとめ、同日、遠藤市長に提出する。