1日、県内は天候に恵まれたが県南部の磯ではうねりがあり、徐々に波も高まった。このため出船を見合わせた業者も多く、水温も下降気味ということもあり、営業した渡船もほとんど釣り客がいないところもあった。状況が好転することを期待したい。

 [イカダ]<ウチノ海>1日、中央付近のヤカタで水温13度。先週よりも水温が上昇しサヨリが釣れ出した。小粒の沖アミを餌に26~35センチを25匹。周辺のイカダでヨウセイエビを餌に40センチのセイゴ1匹と別のサオを使いアオイソメを餌にチョイ投げで30センチのカレイ1匹。

 <宍喰>1日、1号カセで2人が30~40センチのグレ12匹と40センチのブダイ1匹。3号カセは2人で40センチのイサギと35センチのマダイ、45センチのグレと同型のイシダイを各1匹と45センチのチヌ2匹。31日は、水温16・5度。1号カセで3人が合わせて29~41センチのグレ13匹と28センチのシマアジ2匹。

 <高知・甲浦>1日、1号で35センチのグレ1匹。2号で25、37センチのグレ2匹。

 [磯]<木岐>1日、水温13・5~13・7度。うねりがあり波も高く、上がれるハエは限られた。ケンカバエで徳島市の人が40センチのチヌ1匹。31日は波が高かった。赤バエで38、40センチのチヌ2匹。地頭バエで40センチのチヌ2匹。

 <大島>31日、水温14~15・5度。ヒッツキで31センチのグレ1匹。

 <高知・甲浦>1日、水温16・7度。波が高かった。千畳バエで26~40センチのグレ3匹。赤灯で28~35センチを3匹。

 <小松島港沖ノ一文字>31日、沖アミを餌にチヌは、中央付近で40センチを2匹。赤灯で35センチを1匹。(県釣連盟報道部)

 ■コラム■

 <救命具>最近釣り具店では様々な救命具が販売されている。値段も手頃なものから高価なものまであり、色やデザインも豊富で見るだけでも楽しむことができる。ポケットに収納する道具の種類や数などで最適なものを選べば、快適かつ安全に釣りを楽しむことができるだろう。また、法改正によって今年2月から「桜マーク」のある救命具を着用させることが船長の義務になっている。新しいものを購入する際は注意したい。