バスケットボールの高校日本一を決める第72回全国選手権(ウインターカップ)は23日から7日間、男女とも前回より10校ずつ多い各60校が参加し、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザなどで行われる。

 徳島県勢は、2年ぶり23度目出場の女子・城北が23日午前10時40分から1回戦で京都精華学園と対戦。2年連続4度目出場の男子・海部は同午後5時20分から福岡大大濠との1回戦に臨む。両校とも粘り強い守備やシュートの精度を磨き、まずは初戦突破を目指す。

外から攻撃が鍵 城北女子

 
写真を拡大 攻守の切り替えを意識しながら練習に励む城北の選手=同校体育館

 予想先発の平均身長は約163センチ。京都精華学園より10センチほど低く、リバウンド奪取やインサイドからの得点が難しくなる分、外からのシュートをどれだけ確実に沈められるかが鍵を握る。

 野田主将や鴻野、菱岡などロングシューターは多い。アウトサイドで素早くボールを動かし、相手守備のずれを誘ってシュートチャンスを生み出したい。練習ではスピードのある祖川のカウンターやフィジカルの強さで見劣りしない鳥井のドライブも目立った。

 守備面では野田、祖川の両ガードが厳しいプレッシャーをいかにかけられるか。野田は「雰囲気にのまれないよう、まずはプレーを楽しむことを大事にしたい」と話している。

ロースコア狙う 海部男子

 
写真を拡大 初戦に向けて練習に汗を流す海部の選手=同校体育館

 12月は関西の強豪と練習試合を重ね、守備の感覚を磨いてきた。福岡大大濠には200センチの木林をはじめ高身長選手が並ぶが、岡澤主将は「簡単にはやらせない。前半をロースコアで戦えば勝機も見えてくる」と闘志を燃やす。

 岡澤を柱に193センチの細川やPF大坪がゴール下でリバウンドを狙う。体の向きや位置取りなど堀江監督の指示をプレーに反映させ、ルーズボールを回収できれば相手の攻撃回数を減らせる。

 山下や多田、四宮ら精度の高いロングシュートを打てる選手は昨年より多い。器用な奥川はインサイドをうまく使うだけでなく自らドライブで切り込む。タイトに守ってターンオーバーを誘い得点に結び付けたい。