京都朝鮮第一初級学校で2009年12月、在日特権を許さない市民の会(在特会)が街宣活動をした事件から10年に合わせ、ヘイトスピーチを考える集会が22日、京都市で開かれた。当事者らは「(事件は)心にずっと突き刺さって逃れようがない」と語った。

 初級学校のオモニ(母親)会会長だった朴貞任さん(52)は、事件後は社会全体が在特会を称賛しているように感じたと振り返り「その時だけ痛いのではない。暗闇の中で苦しんでいる10年だった」とつらい思いを述べた。

 当時初級学校6年だった朴貴玲さん(22)は「10年後は、全ての人が住みやすい社会になっていてほしい」と願った。