写真を拡大 美馬市役所

 徳島県美馬市は24日、公印を不正に使用したとして市民環境部環境下水道課の男性主事(27)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。

 市によると、男性主事はコンビニやガソリンスタンドなど屋外にある広告看板の設置や更新に必要な許可書7件、ごみ集積所の設置を決定した通知書2件を上司の決裁を得ずに公印を無断で使用して発行した。また同様の申請9件を2カ月以上放置したほか、3月まで所属した建設課の書類に印鑑の不備などが11件見つかった。

 10月下旬に環境下水道課の課長(53)が、許可した覚えのない看板が設置されているのを見つけ、男性主事に確認。不正を認めたため、男性主事が入庁時から関わった書類を調べて不備などを見つけた。

 市は部下に対する管理監督責任があるとして、市民環境部長(59)と環境下水道課長、建設課長(53)をそれぞれ訓告処分にした。

 市秘書課は「信頼を損なう行為であり、深くおわびする。今回の事案を重大に受け止め、法令順守と綱紀粛正を徹底する」とコメントした。