写真を拡大 徳島地裁

 昨年10月に徳島市鮎喰町の自宅アパートで元妻を殺したとして殺人罪に問われた無職男(57)の裁判員裁判で、徳島地裁は25日に予定していた判決公判を延期し、弁論を再開すると決めた。「犯行前に幻覚妄想を見た可能性がある」とする弁護側の主張を審議するもよう。次回期日は未定。

 弁護側は公判で「事件前に元妻が『死ね』と被告の頭を揺さぶる幻覚妄想を見た可能性がある」などと主張していた。地検によると、無職男の供述の信用性や、妄想があった場合の犯行への影響などについて審議するとみられる。

 地裁総務課は弁論再開の理由などについて「コメントできない」としている。

 20日の論告求刑公判では、検察側が懲役12年を求刑。弁護側は懲役4年以下が相当と主張し、結審していた。