明けましておめでとうございます。昔から「一年の計は元旦にあり」と言われます。早速、走り初めをされたランナーも多いでしょう。
私はここ数年、元旦の朝を徳島県吉野川市鴨島町の向麻山公園で迎えています。初日の出と共に、打ち鳴らされる勇壮な和太鼓。演奏後は書き初め体験に参加できるので新年の誓いをしたためます。昨年、一昨年は祈願の意味も込め「サブ4」(フルマラソン4時間未満の完走)と書きました。
近くにいたおばちゃんが「『さぶよん』って何?」。簡単に説明しましたが、「それやったら『努力』でいいんちゃうん?」。大きなお世話です。市民ランナーでないと、この思いは分かりません。
とは言え、昨年は願いが通じて愛媛マラソンで初めて、翌月のとくしまマラソンでもサブ4を達成しました。“なんちゃってランナー”から一歩前進できた気がします。
今年の目標は「ヨユ4」。余裕で4時間未満の完走の意味で、私の俗語です。実際のところ、サブ4を達成したレースは時間ばかりが気になり、十分楽しめたとは言えません。もちろん達成感はありましたが、沿道の声援に応えたり、エイド(給水所)で特産品を食べたりと、余裕のある走りにはほど遠かったです。大会全体を楽しみながらサブ4を達成できる走力が今の私の理想です。
「ゼーゼー、ハーハーする追い込み型の練習をしたくないだけでしょ?本音は」と心の中のリトル(矢)。おっしゃるとおりです。まあ、でも「ヨユ4」もなかなかの走力が必要になります。これぐらいの「ほどほど感」「半歩先の目標」が私にはちょうどいいのです。
マラソンシーズンを迎え、練習に励むランナーの姿も増えてきました。一方でインフルエンザや感染性胃腸炎のシーズンでもあります。皆さん、健康には十分気を付けてしっかりと走り込んでください。私も一歩進んで二歩下がることがないよう頑張ります。
新年も「あわラン」をよろしくお願いします。(矢)