レースで先頭を走る笠井さん=8月31日、岡山県美作市の岡山国際サーキット(笠井さん提供)

笠井悠太さん

 徳島県美馬市脇町北庄のタイヤ整備業笠井悠太さん(39)が、オートバイの「全日本ロード選手権JP250国際ライセンスクラス」で、2年連続の年間チャンピオンに輝いた。2位と接戦だった昨年と違い、今季はライバルに総ポイントで大差をつける強さを見せた。

 大会は日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)主催。「JP250」は、排気量200~300ccの中型バイクで競い、今季は4~11月に全国のサーキットで6大会7レースが行われた。

 笠井さんは、4月にあったツインリンクもてぎ(栃木県)での初戦を勝利で飾ると、残りのレースでも持ち前の冷静な判断力を発揮。優勝は計4回を数え、うち3レースでコース記録を更新した。

 順位に基づき得点を積み上げる総ポイントは129点を獲得し、11選手の頂点に立った。2位には42点差をつけた。

 笠井さんは徳島カートランド(吉野川市)に週1回通い、8の字走行などの基礎トレーニングを徹底。「全レースで記録を更新するという目標には届かなかったものの、まだ成長できる力があると感じた」と今季を振り返った。

 15歳からバイクレースを始めた自身のキャリアを踏まえ「自分の成績を通じて県内の若者が関心を持つきっかけになればうれしい」と願っている。

 大会に参加するには多額の費用が必要なため、来年以降も出場するかどうかは未定という。スポンサー集めに奔走しており「出場がかなえば、高みを目指したい」と話した。